「音楽ビジネスをアップデートする」サカナクション・山口一郎が挫折と苦悩の末に見いだしたもの - Yahoo!ニュース
「CDは残るけど物販になって、メインは確実にストリーミングになると思います。でも、CDの価値を高めることを僕らミュージシャンが諦めたら、本当に価値がなくなっていく。だから僕は、モノとして欲しいと思うものを作りたい」
「音楽そのものは、配信なら、例えばメールで『新曲ができました』って曲が送られてきて、2カ月後、歌詞やアレンジが変わったアップデート版が届くといったことも可能ですよね。僕が感動した30曲を月2000円で送ります、とか。どんどん“対ヒト”になる気がします」
ニューアルバム、凄い良いアルバム作ったのに、ここまで考えなければ行けない。
昔のミュージシャンのように、良い音楽を作りました、とどけました、おしまい、の先を考えなきゃ行けない今の時代は、なんだか不幸だなと思うが、
当人は戦うという選択を選んでるので素晴らしいと思った。
でも、本当ミュージシャンが良い音楽を作る、という最低限、それ以外の部分もそれ以上を求められ、売り上げも激減してる世の中はどうかなと思う。
エンタメのピンチに頑張ろうぜ、という山口氏のエールのようなインタビューに思えた。
サブスクリプションで印税もバカ減ってる現状で、
神聖かまってちゃんすら子供産んで食えないんでメンバー脱退、という悲劇すら起きてる。
現場与えられた環境でどう戦う？というものは、お笑いでもそうで。
オリラジ中田さんの『お笑いは単独ライブとかはコスパが悪い、ネタは消費され、ネタはiTunes Storeで売られるわけでもなく、印税的なテイクバックもない。その中でどう考えてやるか。』
おまけに搾取する先が売り上げもタチが悪い場合は、ほとんど持っていくというやり方を取る。
その中での戦い方の提示が上手いのは流石、というか、結局お笑いはキングコング西野さん的な戦い方が今後の主流になるんだと思う。もしくはFUWAちゃんか。
もうカズレーザーさんは動き出してるから、つくづく頭良いなと思う。
芸人もサブスク化して、ちょいつまみで視聴者も使う側も消費する中でそこだけを頼りにするのはちょっと違う時代なんだなと思う。
まあそれでもお笑いはやりたいようにやるのがベストで、文句垂れ流したり、戦うの辞めるつもりならさっさと辞めたほうが良い。
いかに考えて損を最小限に動けるか。
でも、今の時代はフリーには有利に動ける時代だとは思ってる。
こちらが主導権を取れる戦い方を作り上げないと、どっかにいようがいまいが搾取されて仕舞い。
にしてもここからが勝負だと思う。
腹をくくります。
