カモメのサッカー番組やるまでやるよ!

どうも!6/17生まれふたご座A型の『カモメ』のブログです。 ハゲてます。サッカー大好きです! ●ツイッター、等リンクはプロフィール欄へ  はい!画像は10年前です。

現地観戦 カタールW杯最終予選ベトナム戦

f:id:kamomehage:20220331091911j:image
f:id:kamomehage:20220331091908j:image
f:id:kamomehage:20220331091914j:image
f:id:kamomehage:20220331091917j:image

1ー1ドロー。

やる前からベタ引きブロッキングサッカーなのはわかってたので5バック1トップの布陣のベトナムでそりゃそうだよなーと。

問題はセットプレーで先制されて点取れなくて1ー0パターンがあるかなあと思ってたらまさにセットプレーから失点。マークの受け渡しがうまくいってなくフリーで打たれてたので。あのミスは油断、と言われてもしゃあない取られ方と思いました。

クソ寒い中さいたま2002で観戦してたので、本当頭来ましたけど、冷静になるとまあそうだよなとは。

ブロッキング東京五輪(あれはアンダーのチームだけど)でもニュージーランドみたいなお手本のようなブロッキング、囲んでプレッシング、奪取、速攻カウンター、みたいなチームに対して日本はなすすべなしだったので。アジア予選のオマーンみたいなね。個人技で打開できない時はジリ貧になりがち。殴り合いの組み合いしてくれるチームの方が相性が良く、堅守されてカウンターのチームに攻勢に回ってね、と言われてもアワアワしてるのは常になので。

ここら辺て結局対策というか、特に施策なく来てるのはどうかなとも思うけど。4年あったのに。ブロッキングでなすすべない時は個人技でよろしくねー、が対策らしい。

この試合も鈴木隆行タイプの潰れてファウル取ってくれる汚いポストプレイヤーいてくれたらなー、と何度も思いました。イライラさせてくれるタイプ。

ただ、プレイスキッカーが中田本田中村遠藤保仁時代のような人がいないので、前線でセット取ってもあんまり良いフリーキックのイメージないのがちょっと。結局サイドから投げる、中央でカットされる、カウンターの繰り返しで、ミドルは打たせて良いと思われてた節がありました。入らないから。ここ数年でミドルで決めたシーンてイメージないから錠前掛けたら焦れるのを待ってミドル打たせて、でなんとかセットで一点取られたら引きこもって逃げ切る、で日本は対処可能だと思うので。

この日もサイドからこぼれたのを打ってなんとかしようとしてましたけど、一発ヘッドで沈めるタイプいないのが痛いところ。

 

ベトナムは囲んでからの速攻がとてもうまく、ベタ引きかというと終始引くというかは押し引きが良くできたブロッキングサッカーな気がしました。ニュージーランドに近い。まあフリーでドリブルして謎のトラップミスでボールロストが異常に多かったので、あの戦術しかなかったのかもしれません。にしてもちゃんと錠前かけたら日本は弱い、という当たり前の研究通りのサッカーをして、セオリー通りの戦術に苦戦した、という流れだったと思います。

ブロッキングで過去苦戦した時と全く一緒。

ブロッキングサッカーは過去四年でも日本が苦戦してた形で、散々言ってますけど、本戦でも欧州、南米予選勝ち進んだ小国は堅守速攻で勝ってきてるチーム多いので、おそらく日本で本戦当たるチームも確実にブロッキングサッカーで対策してくるチームはあると思うので、そういう国からしたら日本はハメやすいと思われるだろうなと思います。

2018のスペイン✖︎ロシアでも、散々あの豪華メンバーでも中央を人で埋め尽くされて錠前かけられたら点取れず、となるので(ロシアがホームだとしてもね。)

元々2010で困り果てた岡田ジャパンでもやったぐらいなので、弱い国にはこの戦術以外は現代だと勝てる可能性作れない感じはありますけど、単純に魅力的なサッカーに思えないんですよね。まあ日本も過去やってたんで全く言えた義理じゃないですけど。

 

試合としては久々の久保建英が、ちょっといけてなかったですね。三笘がやや前がかりでチャンスを作ってた分バランスを取ってた節も感じられました。全員前のめりだとカウンター怖いしね。東京五輪の堂安サイド、久保トップ下の組み合わせってポジション入れ替わりがうまかったり、良いセットだったんですけど、今の代表だと久保が周りにフィットしてないというか、活かし方が全員の共有が出来てないのであのセットだと伊東ジュンヤ使うよなとなる。久保くんは中に入りたがるけど、サイドハーフなりワントップなりが入れ替わるにはかなりポジショニングに気をつけないとスイッチ出来ないから。時折良いスルーパス出してたけど、中央狭いエリアにあんだけ人が渋滞してたらスペースがそもそもないので。三笘も同じでスペースが無いところであそこを抜け切って打つにはブロックが邪魔すぎる。イニエスタクラスじゃ無いとこじ開けるのは面倒だったと思う。上田アヤセもすごい良かったとは思うけど、やはりクサビになったところで、なんかうじゃうじゃいすぎて、ミドルか無理やり裏狙うしか展開のしようがない。

三人のMF、柴崎岳アンカー、サイドハーフが原口、旗手、だったけど、柴崎は正直あの位置だとレジスタっぽい良いロングパスとかの前に守備に忙殺されてて持ち味が出なかったですね。

原口もサイドのイメージですがハノーファーだとダブルボランチ、ウニオンだとハーフだったので本職なんですけど、正直バランスを気にするのが先な感じでした。旗手が客席から見てるとトップ下かな、レベルで前線と絡んでましたね。仕事量が多すぎて大変そうでした。ちょっと浅い位置で取られたらショートカウンター狙いだったので3MFの仕事量が多すぎたかなと。初の組み合わせのメンバーでなんか噛み合ってないのは仕方ない感じ。守田、田中アオの元フロンターレ組はやはり慣れた感じ。ただ、ダブルボランチ気味で若干チグハグでどっちが行くかなーで、3MFで遠藤航がいた方がバランスがフィットしてるなと。元フロンターレ組は3MFのフォーメーション慣れてるし。

伊東入ってからのサイドのフィット感見ると、もう伊東は完全に代表から外せないなあと。

柴崎はダブルボランチとかのオプション扱いになるだろうと思います。アンカーは微妙でした。もう2018の和製ピルロ状態見れないのかな。

新しいオプションを試したい試合というのはよくわかりました。けど、柴崎試すならトップ下ありのダブルボランチで見ても良かった気はする。

日本のオプションて4-2-3-1、4-3-3しかないので。最近トップ下システム使わなくなってきてるけど。ディフェンシブなオプションも本当は欲しいよなー。

代表のフィットしてるしてないはわかりやすいから、今後ハマらない人はどんどん序列下がる気がする。

 

あと、四万人以上入ってるスタジアム観戦はいつぶりだろうと思いました。規制解除で屋台とか街が活性化してるのが見て取れました。

いつも行くJ2はもう、規制で入れる人数少ないし、お客さんは慣れてるというか一見さんじゃないのは見ててわかるんですが、日本代表戦はお祭り感があり、普段来てないだろうなーという一般層な子供連れやお客様が多く、それは久々に新鮮でした。こういうところであのいけてないサッカーはやめてほしかったです。

普通の人はダゾーンに入らないし、この試合は民放放映されてたし。もう普通にサッカーが見る人が減ってる中でこれはいただけない。

 

あとは、ベトナムさんは声を平気で出して応援はダメだなと。日本人で大声出してる人は見掛けられませんでした。アナウンスも終始注意してたけどやめないし。本当は警備員が出る場面ですけど、バイトしかいないから仕方ない。

 

とてもストレスの溜まるまま試合終了。

まあ予選盤石で行って本番ボロボロのザッケローニを見てるので、このぐらいでちょうど良いのかも。

あとは欧州遠征まじでやって、ウミを出しまくって本番入って欲しい。

 

とりあえず埼玉スタジアムは2年前かな?知人と浦和✖︎エスパルス戦でも行きましたが、良い会場ですね。

広いし、サッカー専用スタジアム最高。

ただ、本当遠い笑、帰りあの試合内容で長旅で帰るのは本当しんどかったです。

そんな中礼儀正しく、大声出して歓声上げて応援することもなく、ひたすら拍手で応援し、試合結果に対して特に暴れることなく帰宅する日本サポーターは本当に素晴らしいなと思いました。