


1-1のドローなんだけど、序盤のブロック形成ベタ引きに「あのオーストラリアがここまでディフェシブにやるんだな」と驚きました。多分1990年代後半からサッカー見始めた人とかは、他の大陸からアジア予選に越してきてから、オーストラリアに最終予選でやられてきた記憶がてんこ盛りだと思うので余計そう思うかなと。ケーヒルいた頃は考えられんよ。
たぶんハリルホジッチ以降は、ポステコグルーオーストラリアにやたら対策を施していて勝率がぐんと上がった記憶。ハリルは相手国によってフォーメーション変えるようなタイプだったので、相手のビルドアップ封じるためにツートップにしたりとか工夫が凄かったので。
今回はお互いオウンゴール同士だったけど、内容としては守勢からのカウンター、+高さを活かしてセンタリング攻撃、守備も高さでクロスは弾く、というオーストラリアらしい戦い方で、あんだけ守備させるレベルには日本は強国になったんだなと感じた。
東京五輪のニュージーランド戦しかり、ひたすら高さで中央ディフェンスは固めて、三笘中村がクロスしようともアーリーか繋いでミドルとかじゃないと空中戦でしか突破させないように工夫させていた。
あの手の高身長チーム+ブロッキングになって攻勢になった日本は見たことないので今後ヨーロッパのチームにも、ワールドカップ本戦でこの戦術で苦しめられるパターンは出てくると思う。
あとは予選が強すぎるチームは本戦でボロ負けしがち、という嫌なジンクスしか知らないので、今日思いっきりウミが出て負けるほうが今後良かったかもしれない。昔の予選無敗の本戦予選負けの無敵艦隊時代のスペインだったり、予選負け無しで本戦日本に負けたレヴァンドフスキのポーランドとかを思い出す順調さ。
このままだと怖いのでブラジルあたりの南米の強国辺りとテストマッチで戦って全否定されるぐらいのやられっぷりが起きないと本当不安で仕方ない。
いや、マジで。