橋田壽賀子先生のドキュメント見ました。
『おしん』58で作ったんかい。
寒い川で自ら堕胎しようと川に浸かり続ける女性が母親役で朝ドラで出てきてたのは衝撃だわな。
時代。女性が権利が少なかった時代。
いいとも、で毒の面白いおばあちゃん、の認識で見てましたけど、改めて人生が凄まじい。
誰でも彼でも自由に主張する権利があるのは、先達の方々あってこそなんだなと。
取材テープに向かった取材相手から橋田先生が聞いた
『9人姉妹で、私は9歳の時に売られましたから。』
橋田さんは声を失っていた。
明治。
ついこないだの時代だよ。
貧困の時代。
おしんはここから始まったとのこと。
まあ泉ピン子さんがその母親役で、
雪山の川でその『口減らし』のシーンだったんだけど、
『えー!川に入れって聞いてたけど、
雪山の川は聞いてないわよ!寒いじゃない』
って文句言ってたのは笑った。
温水プールならそのシーンの意味ねえだろ笑。
さすがピン子さん。
(まあそのあと、『そのシーンだけ代役立てましょうか?』にハッキリとノーを突きつけて6時間収録したんだからプロですね。)
橋田さん、あらためて凄い。
その貧困と上昇していく時代を同時期に生きていた人の凄み。
修羅を生きる、を地でいく人なんだなーと。
いや、録画しといてよかった。