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どうも!6/17生まれふたご座A型の『カモメ』のブログです。 ハゲてます。サッカー大好きです! ●ツイッター、等リンクはプロフィール欄へ  はい!画像は10年前です。

簡略化ペルソナ5だけどシナリオは正統派続編 ペルソナ5スクランブル(steam)

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ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ | 公式サイト

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ペルソナ5スクランブル ザ ファントムストライカーズ終わりました。やったのは結構前ですけど。

今steamならセール中なので買いです。(2022.10月現在)

ペルソナ4もSwitch移植されるので先にsteamで買うつもり。

スクランブルはSwitchとPS4でも出てるけど、steam版でやりました。

画質処理やらが高品質な為か、PS4レベルのCPU処理が求められてるせいか、灼熱の夏にパソコンが熱くなった時はゲームが落ちてしまう時もありましたが、グラフィックボードがGeForce GTX 1660 SUPERあたりのスペックが最低あれば問題なく遊べると思います。逆に、弱めのグラボだと動かないレベルのゲームだと思います。

 

アクションRPGになって、KOEIさんとタッグを組んでペルソナ無双(ドラゴンクエストヒーローズのような、ペルソナの敵キャラが出てきて三國無双みたいに斬ったりするアクション)を目指して作られた作品です。

本当はKOEIさんはペルソナ無双そのものにしようとスタートしようとしたら、アトラスさんからの提案で正当な続編としてストーリーをつくってペルソナ5の続編としてリリースされた作品です。

 

ペルソナ5(無印)のストーリーのその後の話、ということで実質ペルソナ5の2と言っても良い作品です。

シナリオとても面白かったです。特に新キャラのソフィアと善吉がとても、うまくストーリーに混ざり合っていてとても魅力的に映りました。

AIと父親、という子供だらけのペルソナ過去のシリーズにはいないキャラでしたけど、人の心を知るために動くAI、親としての愛情などとても人柄を示すエピソードも多く、泣けるエピソードもあり、完全にP5スクランブルは正当な続編なんだなと思わされました。

 

ただ、P5(ペルソナ5)の無印をやってないと本当にストーリーはわからない箇所多いかもしれません。先にP5やっといた方が無難です、まあ面白いし。入門編として良い作品なのにここらへんもっとシンプルに前作の説明あれば良かったのに。Switchでもペルソナ5ロイヤルが今月末リリースされます。

 

ただ、僕はアクションRPGは本当苦手なので、序盤の面でSP(マジックポイントのようなもの)が枯渇しまくったので、すぐにイージーに変えてからはしっかり無双シリーズ状態になりました笑。それまで本当つらかった。

今回はP5(ペルソナ5)の時にあった、個人の心の闇を具現化した場所『パレス』と変わって、街全体が『ジェイル』という場所に変わり(まあ人の闇の心が具現化された街と思ってください)、設定もパレスと変わってました。

 

本当は勘違いしてて、P5のようにパレスから出たらすぐに日にちが経過してしまうのを想定して極力出てなかったら、P5S(ペルソナ5スクランブル)はジェイルから出たら全回復して、日にちも経過せず、また入り直すのも簡単、という優しい仕様になってました。P5のシビアな戦闘を想定してたのでこれに気づいた時はイージーにしなくてよかったかも、と思いました(気付いたのは4章ぐらい)

 

ペルソナは基本的にアドベンチャーパートとバトルのRPGパートと分かれています。

だいぶ簡略化したアドベンチャーパートの進行の仕様になってました。ペルソナの数もP5に比べるとだいぶ少ない。まあ画面に登場するペルソナの3Dモデルも膨大になるので限りがあったのでしょう。その分ジェイルの街のテクスチャーが緻密です。

正直、P5先やってる人はやって損はない作品です。

P5に比べると短いんですけど、P5は長すぎるというか、普通のRPGの2倍は時間がかかるゲームなので、ようやく普通の尺ぐらいのRPGになったんだと思います笑。なにより、P5SはP5にあったコープ活動という、パーティーメンバー以外の仲間たちとの交流をしてペルソナを強化するサブストーリーパートが完全にないので、その分ガッツリ短くなってます。

その分、P5の時には最初から冤罪で少年院行きで、常に敵との戦いがジリジリラストまで続いて、息つく間も無く、という感じのお話だったので、P5Sだと、仲間たちとさまざまな都市に車で行く展開になり、本当に楽しそうに交流する流れになってるので、とてもP5の時に見れなかった楽しい開放感のある姿が観れるので、それは本当に良かったなと思えます。ただ、本音を言うなら普通のRPGでやりたかったですね。

 

ストーリーはペルソナ5ラスト後の世界で、一年後、久々の夏休みに再び都心に帰省した主人公と心の怪盗団達が会うことになる。

そして怪盗団は解散したにもかかわらず、謎の改心事件が各都市で発生する。どうやら改心を利用して自分を崇拝させて政治家として票を集めさせたり、カリスマとして有名になろうとしたり、改心を悪用してる存在が現れたらしく、しかもその悪用を怪盗団に罪を着せて逃げようと動いてる人間もいるらしく、警察も怪盗団を捕まえようと動いてるらしい。その謎の動きの正体を掴むべく、心の怪盗団が再び動き出す、と言うストーリー。

 

渋谷や宮城や北海道など、さまざまなジェイルを渡り歩くんですが、町のモデリングが本当に忠実というか、渋谷の街をアクロバットに移動しながらダンジョンとして戦う構造なんですが、建造物の場所が知ってる場所なのでとてもリアルで、本当に調べて作ってるんだなとわかるので、宮城とか行ったことないですが、アーケードから町の構造とか、完全に忠実なんだろうなとアトラスさんの凄みを感じました。

 

相変わらず裏で動いてる組織は政治や警察も絡んで、ブラックなテイストはいつも通り、敵側の事情もとても人の心の闇の部分を描いているので、深めだと思います。

仲間になる善吉とその娘と亡くなった母親の謎、ソフィアは何故怪盗団とジェイルで出会い、『人の良き友人となる』というAIとしての命題と向き合っているのか、後半でしっかり繋がるストーリーはさすがアトラスさんだなという素晴らしさ。

あとは毎度思うのが、ペルソナ覚醒シーンのカッコ良さ。善吉とソフィーのペルソナ覚醒シーンはとてもグッとくるというか、過去作含めて『ここで盛り上がらなかったらこのゲームは終わる』という決意が見える、盛り上がる構図と構成と台詞にしてるので、そこを毎回裏切らないのはさすが。両方とも熱くなる良いシーンです。人間を想うシーンを描くのが上手いですね。

そして何より怪盗団のメンバー、祐介、春あたりの前回からの成長がとても丁寧に描かれていて、ジュブナイルものとして温かい気持ちになれます。そして今回は実はモルガナのカッコ良いセリフが多くてそれも実は見どころです。あとは操作が全プレイヤー出来るので、キャラによってのショウタイムも演出が多くて楽しいです。

あと、普段は目黒将司さんが手掛けてる音楽を今回はKOEIさん側が作ったらしくそれもカッコ良い。P5は曲が大体カッコ良いんですけど、スクランブル用のDaredevilあたりの新曲は本当に良いし、ペルソナの世界観崩してなくて良い。Axe to GrindやWelcome To The Jeilもロック調でカッコ良い。前作のバトル曲とかはアシッドジャズやシックな曲調をベースにしてたんですけどLast SurpriseやKeeper of Lustなどもハードロック調にアレンジしてて、前作慣れてる人もカッコ良いと思うはず。面白いゲームは音楽がカッコ良い。Apple Musicで大体ペルソナはアルバム置いてます。

 

KOEIさん側がアトラスさんのシナリオチームの練り上げの粘り強さと時間の掛け方に『異常』と言う表現をしてましたけど、このぐらい素晴らしい脚本ならそりゃ鬼ほどシナリオ時間かかるよね。アトラスのストーリーはハズレ本当ないから。

開発も、実はペルソナ5ロイヤル(ペルソナ5のシナリオ、キャラ追加した完全版)と同時進行で作ってたらしく、クオリティチェックも同じ方が担当したらしいので、シナリオクオリティはちゃんと本編レベルの完成度だと思います。

 

ただ、ゲームの話をするとやはりアクションRPGとしては難しい難易度の部類とは思います。普通にターン制RPGでのんびりやりたかったかなー。でもアクションRPGとしてもイージーにすれば面白かったです。ノーマルだと敵が硬すぎて。あとはペルソナ合体を死ぬほど繰り返すタイプとしては、ちょっとペルソナの全体数が少なくて物足りなかったのは事実です。まああくまでスピンオフ的な作品なのでしゃあないけど。

 

あとはP5無印のストーリーをベースにしてる後日談の為、ロイヤルのストーリーの結末と違うので、ロイヤルやった後だと辻褄がおかしいらしいです(ロイヤルはifストーリー扱いらしく、芳沢さんというロイヤルのほぼヒロイン役もP5Sには出てきません。あと、そことは関係なくストーリーの流れ上、明智も出ません。

ロイヤルはSwitchかおそらくxboxゲームパスでペルソナ3、4まで出切ったらやる予定です。)

 

まあ何より、もう一回あの面白かったペルソナ5のちゃんと新しい続きの話をやれたのが嬉しかったです。

正直、ブレイブリーセカンドというブレイブリーデフォルトの続編をつい最近やって(3DSを今やる)、ここまで続編もので、登場人物が継続してる人多めで、シナリオに死ぬほどガッカリさせられた作品やった後だったので(シナリオライターも一作目の人(シュタインズゲートの林さん)は参加せずだったせいかもしれない。にしても1やった方は本当にやらなくて良いです)、続編でもしっかり結果出すアトラス最高だなと思いました。やはり難しいとは思うんですよ続編。そこでしっかり面白くするのは、本当凄い。

シナリオライターさんの良し悪しはマジでゲームは重要だなと思いました。今作のシナリオライターさんありがとうございました。

このままペルソナ5のさらに続編、3、とか4とかいっぱい出ても買うレベルでは楽しかったです。ただ次はターン制RPGでお願いします笑。

是非やってみてね。