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どうも!6/17生まれふたご座A型の『カモメ』のブログです。 ハゲてます。サッカー大好きです! ●ツイッター、等リンクはプロフィール欄へ  はい!画像は10年前です。

記憶力と運動

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一流の頭脳。読みました。非常に面白かった。

確か誰かしらがお薦めしてた本だったと思うんですが、誰だったか覚えてません。

内容としては、脳トレのアプリで脳を鍛えるのは科学的な意味はなく、記憶系なり海馬等の脳細胞を活性化し増やしたかったら運動しろ、という内容です。

 

記憶力であったりを司る海馬など、脳の前頭葉などの細胞は年取るごとに減っていく、という昔言われていた仮説が間違っていて、実際は有酸素運動など、ウォーキングなりランニングなりを45分以上定期的にしてると脳の細胞は活性化し、増えていく、ということを科学的に実験検証したデータを元に、客観的に記述した本です。

 

腕を鍛えるならダンベルから、みたいに脳を鍛えるのは脳トレとか勉強から、と思ってたら、全然運動した方が海馬の細胞が活性化して記憶力も増えるらしく、歳とれば記憶力が衰える、という仮説は間違っていて、運動で活性化させていれば海馬の細胞はむしろ数パーセントレベルだが確実に増える、というお話でした。

90歳のご老人とかでデータ取ったところでも、運動を週3回ウォーキングレベルでやってたチームと運動しないチームで計測を続けた結果、運動チームは90歳代でも、そして例え死後でも脳細胞が増えていた、というデータが取れていたという。

 

だからテストとかやる人はランニングしつつ記憶系の問題覚えたりした方が良いらしいすよ。

Appleのスティーブジョブスとかが常に歩きながら喋って会議に参加していた、みたいなエピソードは根拠があったというか、その方が脳が活性化しやすいという事を無意識化でやっていたのではないかという。

 

あとは老人の人はウォーキングを週3回続けていると痴呆になる確率が40%減ったとのこと。

あとは鬱の人は定期的に45分ランニングを取り入れたら鬱解消に効果があったという話も興味深かったです。そこら辺も具体的に詳しく書いてます。

 

ちなみに検証として、抗うつ剤チームとランニングチームに分け、鬱の解消を取り組んだところ、

再発した人は抗うつ剤は3人中1人、ランニングだと10人中1人だったそうです。

じゃあ鬱解消するならランニングすりゃ良いじゃん、と宣伝すべきなんですが、費用対効果としてランニングはなかなか身体的コストがかかるのと、ぶっちゃけ金の問題で声高に宣伝されてない疑惑があると書いてました。

抗うつ剤売った方が商売になりますしね。

ランニングされても医者は一銭も入りませんし。

 

なかなか闇深い。

にしても他にもなかなか面白い記述多くて、今年読んだ中ではなかなか面白い本でした。

 

 

有酸素はほぼトレーニングで1時間近くやってるので、ポジティブに影響するのはわかります。

にしても老化したくないので改めてガンガン運動はしようと思いました。

ちなみに筋トレ系よりも有酸素の方が脳には有効だそうです。

ダンベル持ち上げたくない人には朗報ですね!