図書館で借りて読んだんだけど、
岩井さんの思い出の振り返りのような作品なんだな、『ラストレター』は。
岩井作品はほとんど見てるのよね。
俺の年代は大体そうなんじゃ無いかな。
アーカイブ的に作品に出てた今名役者の方々がコメント寄せてて懐かしくなった。
あの時代に輝いた監督さんたちが今足掻いてるのはなんか趣深い。このインタビューでも出てた行定監督とか。
韓国映画が世界に出てる中で、あの時代の作品は何処か日本内で楽しまれるものにしすぎてたのかもしれない。
『ラブレター』が海外でウケたのは逆に皮肉に感じる。
『リップヴァンビンクルの花嫁』は、今の世相に逆に合い出してる。けど、純日本映画なんです、と岩井監督は言っていた。
あと、アラーキーさんのインタビューが相変わらずアラーキーだった。
『放り出せば良いんだよ、何も決まってないんだから。』
写真家はその時々の事件も何もかも写真に出る、との事。
作るものはその人が出る。
さて、どうしようか。