カモメのサッカー番組やるまでやるよ!

どうも!6/17生まれふたご座A型の『カモメ』のブログです。 ハゲてます。サッカー大好きです! ●ツイッター、等リンクはプロフィール欄へ  はい!画像は10年前です。

オカルティックナイン面白い(最後の辺ネタバレあり)

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面白かった。伏線回収の鬼。あと映像がテンポ良くてスタイリッシュで綺麗でポップ。

アニメのオカルティックナイン

ただ、6話まで耐えないと伏線しか無いので切りがち。

何故かTikTokでバズってるらしい。昔のアニメなのに。

[#オカルティックナイン Hashtag Videos on TikTok

 

 

相変わらずハマってるシュタインズゲートの原作志倉千代丸氏のライトノベル原作。

なので伏線が命。

カット割のテンポ良いのよね、しかも各シーンでアニメが綿密、監督さんセンスある。インテリアまであそこまで書き込まれてるのは凄い丁寧な仕事。普段アニメ見ない派なのにDVDも買いましたね。

オープニングのカットインとエンディングの予告の演出もオシャレなんすよね。

予告演出、つい飛ばさず見ちゃう。

1.2.3.4.5.6.7.8.9のタイミングドンピシャで終わらすのはカッコ良いなと。

原作の志倉氏が書いてる曲なので歌詞も世界観が一緒なので違和感がない。

音楽の演出も素晴らしい。サントラ聴きたいレベル。サブスクなさそうだからTSUTAYA漁るかな。

 

あとはオカルティックというだけあってグロ目の事件もあり、ファンタジーぽい要素あり。

イラストレーターのpakoさんの絵がポップでかわいらしいのでグロさの中和になってる。

アニメによくあるような展開の流れとそこをフックに実は伏線だったりと細かい。

一話目で散りばめまくり。

 

 

見たかったらサブスクだとDアニメストアとかなのかな。

俺はこの時代にTSUTAYA100円レンタルの時に最初借りました。

サブスクなら1ヶ月無料の時に見れます。

ネタバレというか、説明にネタバレが入ってしまうので口コミで広がりづらい作品。

見てもらうしか。

正直、出口から作って逆算的にオブジェクトをドカドカ置いていくシュタインズゲートスタイルの作りの話なので序盤は意味がわからないんすよね、謎のまま。回収も遅いし。

Occultic;Nine -オカルティック・ナイン- | アニメ | GYAO!ストア

ギャオで一話目だけ無料なので、これでピンと来れば試聴おすすめ。爆乳が嫌だ、会話がうざい等気になる人はその段階で見なくて大丈夫です。そこにいちゃもんつける人は長い話は基本向いてない。

長い話と情報量が多いのが苦手な人は無理かなと。

あと倍速で見たがる人は普通にしてる段階でセリフスピード速いのでやめた方が。

 

 

 

まー、伏線貼りと後半まとめて回収の嵐。

振って振って振って、なので、前半で見限る人多そう。

小説四冊分ぐらいを12話でまとめてるので、まあ早口でスピーディー。

シュタゲぐらいの容量を、24話でやらないとこう言う感じ。

ただ、お陰で、テンポで乗り切れる。確実に一気見で見た方が理解しやすい。

見直して2周目で、伏線だったのねなるほどー、となったのでそこも。

二周もしたくねー、って人もテンポで何となくの内容は掴めると思います。メインのオチと回収はしっかりしてるので。

6話目で一気に前半の展開をひっくり返されるのでそこまで見たら最後までいくでしょう。

ラスト2話で怒涛の伏線回収は楽しめます。序盤のウジウジが、とても主人公らしい主人公してくれるので爽快感はあると思います。12話中10話目で回収遅いので、だからDVD売れなかった、は良くわかります。皆時短が好きだから。

大体の人長い話嫌いだもんね。

倍速で見る派の人は楽しめない。情報だけ抜き取りたいタイプの人は情緒よりも輪郭だけ捉えようとしてるタイプなので楽しめないと思う。

作ってる側はテンポも間も考えて作ってると思うので、倍速は味が半減すると思います。

まあそれでも楽しめるとは思うけど、カップ麺2分で食べ出して『これ美味くねえな』という人は存在するので。作った側は3分待つぐらい余裕を持って食べた方が美味しいと思って作ってると思うので。

 

声優さんたちが本当に珠玉の出来。主要キャスト9人は梶裕貴さん含めて全員早口セリフもセカセカ感を感じさせない綺麗な滑舌とテンポで。人気声優だらけだけに流石の。梶さんはネットスラング今まで見た声優さんで一番ハマってる気がしました。違和感なしというかキモくなく自然と使ってる人のような感じ。

あとオカマ役の津田健次郎さんのキャラが最後まで魅力的でしたね。鬼崎あすな役の明坂さんはトーンも落ち着いていて後半主役級の活躍でした。

登場人物が絞られるので固定メンバーの会話シーンが多い分、わざと画角を変えて横画面にしたり上からの画面にしたり、なるべく同じ構図にならないように飽きさせないように変わった絵面にしてたり、周りと違うことしようとしてて好きでしたね。鼻につく人は鼻につくでしょうけど。

キャラは全員個性的で不足なかったですね。

 

スカイセンサー、と言う実際にあったソニーの電子機器とかを不思議道具としてうまく使ってるなーと。なんかああ言う今は無用の長物がなにかしらファンタジーな使い道あったら面白いよね、という話。シュタゲでもレトロPCをうまく使ってたけど。

 

マジで面白いので暇なら見てみてね。

 

 

以下はネタバレ

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【ネタバレなので見てない人は見ないで。】

 

 

オカルティックナイン自体の謎はあらかた回収されてるけど、キャラの謎を残したのは、続編予定のゲームのアノニマス・コードに引き継ごうとして先延ばしにしてたから批判されてましたね。

アノニマス・コード2016年から延期に延期で2022年今年に販売らしいけどまたまた延期すんだろうな。

(先日発売をするっぽいことツイートしてるけど7年待たしてるので定かではない。今年中に出れば御の字)

最終話でまた回収されない伏線振るのは気が狂ってると思いました笑。しかも2016年の作品で2022現在回収してねえし。アノニマスコードで回収するのかも怪しい。

 

ゲーム版もトゥルーエンドあるある詐欺をしてしまったらしくそれも炎上。トゥルーエンドの入ったパッチ出します、から未だ音沙汰なし。Switch版でトゥルーエンド付き出すよー、も未だSwitch出してないのはすごいというか、もう逆にファンを篩いにかけてる可能性がありますね。

すごく面白いのにもったいない。アニメで捉えた人をむざむざ逃すとは。

でも、6話の展開は読めないし、こういうストーリーものでああいう展開は見たことないよなー。

後半3/1以降スピーディーな口調なのは、幽体離脱時間の1日イコール1分という時間の高速化とひっかけてるんだなと後で気づきました。(まあ物理的に小説の文量から12話で割ったら高速化するしかないのはそうなんだけど、ダブルミーニングなのかなと。)

(スカンジウムによる)アストラル体、と言う設定でファンタジーっぽいけどなんとなく論理的に説明してそれっぽくしてるのもまた良い。オカルティック、であって、決してオカルトではない。スカンジウムアストラル体も実在する用語で、なんか本当ぽく、けど、ファンタジーなのが良い塩梅。

我聞くんの『幽霊なんている訳ないっしょ』が本当はこの話の本筋なんだなと。

アストラル体との交信も不思議能力ではなく周波数体、というデータ扱いにしてるのも。多分他のシリーズも人間をデータ化するモチーフよく使うのでなんとなくゲームでまとめてやりたいアイデアなのかも。

ニコラ・テスラも後年はオカルトに傾倒した、という実際のエピソードもうまく使っていて。まあテスラの場合完全に金持ちの道楽として研究してたというか、興味があって楽しんで余った金を研究費に注ぎ込んでたらしいですけどね。エジソンも同じように後年オカルト研究を楽しんでたのは有名ですし。化学好きほど非科学的な物に惹かれるのかも知れません。

にしても志倉さんはこういうアイデアの組み合わせが上手いというか、既視感と本当の逸話と化学とサブカル陰謀論をうまく掛け合わせて斬新な見た目に変えるのが抜群に上手いですね。

イデア良く思いつけるなと思いました。被りそうで上手く避けてる。

そして小説版がやはり細かくて面白かった。オチがわかってから読むと読みやすいけど、最後わからないで読み進んでたらまどろっこしいかもしれない。

ただ、アニメで完結したつもりなのか最終巻が出てないのがなー。志倉さんがアニメ先に完結したし飽きたんだろうな。

陰謀論に収束も志倉さんらしい。

ロボティクスノーツで失敗したストーリーアイデアを新たに別ジャンルで再利用してる節も感じました。

ただこちらの方が断然面白い。

あとあだ名とか独特の呼称の名付け方もいつもうまいなと思う。

みゅーぽむとか、ゾン子とか、ニゴロ事件とか。

フレーズが見てて頭に残りやすい。リーディングシュタイナーみたいな。

なんだかんだ批判されてたり、色々文句会われてる志倉さん、及びMAGESの作品ですけど、やはりストーリーラインはとても好みで面白い。良いシナリオが多い。

多分、サブカル寄り(死語)のモチーフをうまく使ってる作品だから魅力に感じるんだなと思う。

バッドエンド好きなのも今の時代に珍しいし。この会社ゲーム分岐、平気でバッドエンド仕込むからハッピーエンド派からしたら後ろから刺された気分になりますしね笑。

 

最近の作品がハリウッド等で一貫してバッドエンドが減ったのは、リサーチの結果バッドエンドは売上が数%確実に落ちる、というデータが出てから、確実にバッドエンド作品は売れづらくなるので制作の段階で外しているらしい。ハッピーエンドはリピーターは来るけど、数時間かけて悲しい話を繰り返し見る人は少ない。

ここ数年でも映画でもアニメでもバッドエンド本当見ませんよね。多いのゲームぐらいじゃないかな。

まさかここでも市場の理屈が優先されてるのは知りませんでした。その中で志倉さんは大いに市場を無視してるから良いなあと。そうは思ってないでしょうけど。

(まあしかしシュタゲで学んだのか志倉ユニバースをして最近はラストにストーリーを終わらせなくする続くような構造にした結果そこは総スカン食らってるけども。)

 

個人的には作家性が優先されてる方が好きなので、作った人がバッドにしたいならそうしてた方が理解しますけどね。

まあバッド好きではないけど。必然性があれば。

 

この作品自体はバッドエンドとは思わないですけど、ブログ更新できてるし笑。ただ世界観が続編扱いのアノニマスコードでどう活かすかなのかな。

生き死にみたいなものを超越してるような話なのでテーマ通りの終わりな気がします。

作中で『じゃあ生きてるか死んでるかなんて誰もわかんないじゃん』みたいなこと我聞くんが言ってましたけど、そこが伝えたいことというか、死ぬことに対して、ポジティブな捉え方が伝えたいことなのかもしれないと思いました。

亞里亞も幸せだったと思うし、捉え方が広く取れる話だと思います。

りょーたすへのウッドベリーズフローズンヨーグルトは続編で奢ってくれることを信じて。

 

あと、Amazon primeのレビューで『巣窟』を『すくつ』と間違って言ってたみたいな指摘あって。正しくは『そうくつ』なんだけど、ネットスラングであれは『すくつ』と読むのが正しいんだけど、知らないのは歳いってるのか若い層なのか知らないけど、あの手のスラングってその時期のみのものなので知らないのもしゃあないのかなぁとも思った。逆に今ネットで『すくつ』、って言う表現してたら古い方なのか間違えてる方なのかわからんもんね。だから年代によってネット用語は凄い限定的な言い回しになってきてるんだなと思った。シュタゲのダルの言い回しももう死語かなんだか令和とか今の人わかんないだろうと思うし。

 

深く刺さる人には刺さる、のタイプ。

大衆向きよりも、カルトに人気があるタイプのアニメ。

僕は好きでした。

オススメです。

ニコニコとかが出てるのでYouTube隆盛前の2016年当時のネット背景解ってる人だと見やすい。

ゲーム版もps4買うことがあったらやるかなー。

内容は一緒らしく、アニメ版の方がおすすめらしいですが。あとみゅーぽむ派はバッドエンドらしいのでやる人は気をつけて。

できれば完全版Switchで出すらしいので、その後比翼恋理(ファンディスク、このメーカー恒例)系の出して欲しい。セールスイマイチだったらしいので難しそうだけど。

 

にしても、面白い話は良いですね。

アニメこの年まであまり見てなかったおかげでなかなか楽しめました。出してばっかりでここ数年摂取を怠ってたので。

カミサマはエロいムエッサイムなんだねー!